お待たせしました、やっとお見せしていきます。
10月31日まで、瀬戸内海の島々を舞台に開催中の瀬戸内国際芸術祭。


7つの島(この7つっていうのがいい!)を船で旅し、集落に、そして路地に分け入り、作品と出会う。
前世が船乗りだったんじゃないかと思うぐらい、海とか島とか、船とか、血が騒ぎます。
塩の匂いと、まだ幼い稲を揺らす風。
僕らは4つの島を訪れたけど、一つとして同じような場所がない、濃いー自然とアートの融合。
それが人と人とをつなぐのだと思います。
全部が出会い頭で。
あれだな、ドキドキとロマンが詰まった感じ。

というわけで今週から4週連続でお送りします。
ゲストは、AALではおなじみ、かつ、このフェスティバルに「ファスナーの船」を出品しているアーティスト、鈴木康広くんです。
まずは、高松港から40分、200人の人が暮らす小さな島、男木島。

そこで出会ったのはアーティストの川島猛さん。
ホントね、最初に出くわした作品が川島さんの作品で良かった。

作品を見る
瀬戸内海、AALクルーズ 。
2つ目はゲストの鈴木康広くんの作品、「ファスナーの船」です。


2004年の夏に杉並の和田堀公園の池で撮影したラジコン型の「ファスナーの船」。
以来、僕らはこの日を待っていました。
海を、地球を切り開く姿を目にする日を。
バカバカしくて、愛くるしくて、爽快なその勇姿を、ご覧ください。
しかしラスト、ファスナーの船にアクシデントが…
この映像、実は開幕の日に初めて瀬戸内を走ったファスナーの船なんです。


※2004年版「ファスナーの船」はこちら
作品を見る
芸術祭には7つの島があります。
全部行ったわけじゃないけど、一番良かったのは、豊島。


人口1000人。
7つの島の中で、2番目にでかい島。
そんな豊島だけど、高松港からのアクセスは、普段あまりよくありません。
芸術祭期間中は船も増便されてるけど、普段は朝と夕にそれぞれ1便ずつしかなく、僕らは芸術祭の始まる前日に豊島に渡ろうとしたので、高松→小豆島、小豆島→高松という瀬戸内トランジットを織り交ぜて、待ち時間を合わせて2時間半もかかったのでした。
この融通のきかなさが、この芸術祭が旅と近いところなんだけれど。かといってこの不便さが楽しい、というわけでもなし、ただ、そこに住んでいる人々がいる、ということを改めて体感する、それがこのフェスティバルなのだと思います。
さてさて、苦労して渡った豊島は、そりゃあ素晴らしかった。
まずは「こんにちは藤島八十郎」と「島キッチン」を。



作品を見る(4min)
オーストラリア人アーティスト、スー・ペドレー。
タイトルは「ハーモニカ」。
島ならではの海と生活のフュージョン、でもそれだけじゃなかった。



作品を見る(6min30)
瀬戸内国際芸術祭、AALクルーズその4。
撮影に行ったのは7月だったけど、もう9月。
秋ですね。
まだ暑いけど。
大トリは、豊島の南部、甲生地区で出会った、塩田千春さんの作品「遠い記憶」。


朽ちているのか、生きているのか。
はたまたそのどちらでもないのか。
田園風景に溶け込むその姿に、鳥肌が立ちました。


塩田さんもご家族と来てました。
初めてお会いしましたが、とてもとても穏やかな人。
塩田さんも豊島の空気に溶け込んでいました。
作品を見る(10min)
今回でラストです、瀬戸内国際芸術祭。
100日間での目標来場者数は30万人だったらしいけど、開幕から1ヶ月で16万人を突破。
多くの人が訪れることは、いいことなのかもしれない。
でも多くの人が島に渡ることで、静かな島の生活は変化している。
楽しかっただけでは終わんない、7つの島を巡る旅。


映像を見る(2min)