
記念すべきAAL50回の節目に行った沖縄の旅。
とうとう完結編です。アーティスト日比野克彦は沖縄の海に出かけて水中スケッチ!
ギマトモタツは珊瑚を作り、天才光男はシーサーのスタンドを引き連れ、ロックンロールハイスクールなる怪しい”学校”が田舎に出現…
あわせてこれまでアップした膨大なムービーもどうぞ。
下から順に見ていくと、時系列です!

記念すべきAAL50回の節目に行った沖縄の旅。
とうとう完結編です。アーティスト日比野克彦は沖縄の海に出かけて水中スケッチ!
ギマトモタツは珊瑚を作り、天才光男はシーサーのスタンドを引き連れ、ロックンロールハイスクールなる怪しい”学校”が田舎に出現…
あわせてこれまでアップした膨大なムービーもどうぞ。
下から順に見ていくと、時系列です!
10月10日からお送りした沖縄アートフェスティバルの旅、いよいよ、いえいえ、やっとフィナーレです。
10月なのにとてもとても暑かった、南国の風。なんかすごい大昔の出来事のよう。僕らは牧志公設市場にほど近いギマさんのアトリエに滞在し、夜はギマさんの家の風呂を借りて、那覇ライフを満喫した。
毎日毎日出くわす顔はどれもどれもディープな顔ばっかで、そんな奴らを受け入れてくれる沖縄という土地の度量の大きさを、毎日のように体中の毛穴全体で感じた。
アートに出会う旅とかカッコつけたこと言って、僕らが出会うのは人間そのものだ。人間はギトギトな汗をかいて、サッカーボールぐらいの脳みそで悩んで決断して、2本の足で歩いていく。
いろんな人のギトギトした結晶を、パンパンに膨れ上がった脳みそを、カメラで覗いてみる。インタビューで裸にする。アートに出会う旅とはそういうことだと、沖縄に棲むアートの神様が教えてくれた気がします。
11月のオキナワは、まだ暑いのかな…
さて、今回は沖縄アートセンター所属の作家3人と、日比野さん。そしておまけでロケンローです。
沖縄アートフェスティバル 完結編序章
旅に無駄話はつきものです。海人写真家・古谷千佳子さんの作品をご覧下さい。

完結編その2 天才光男
沖縄アートセンター第三の男。僕らは光男さんをそう呼びます。シーサーアーティストって聞いてたからなんか普通と思ったんですが、いやいやスゴいです。伝統継承にはアヴァンギャルドが必要だ!沖縄よりも関西や関東で作品を発表しているんだそう。

天才光男インタビュー
ぜひ見てほしい。光男さん、名前に負けず天才でした。裸にしました。

その1 シーサーなわけ(1min30)
その2 シーサーアーティストの苦労…(1min)
その3 京都のお寺で…(2min)
その4 シーサー・ウッズ??(4min30)
その5 運命だったアートフェスティバル(1min30)
その6 実行委員3人のパワーバランス(1min30)
完結編その3 ギマトモタツ
沖縄の浜辺で拾った珊瑚の死骸。ギマさんの作品で一番好きになりました。ギマトモタツの新境地をご覧下さい。

ギマトモタツ インタビュー
フェスティバルを駆け回りながら制作をして大忙しだったギマさん。全国からやって来たアーティストたちが悩んでいると、一緒に解決策を考えていたギマさん。しかも深夜に僕らを風呂に入れないといけなかったり…ギマさん、本当におつかれさまでした!!

その1 実家の珊瑚(2min)
その2 沖縄で作るということ(1min30)
その3 フェスティバルをやりたかった(45sec)
その4 フェスティバルが始まった(1min30)
完結編ラスト 日比野克彦
トリは日比野さん。素材の段ボールまで全部「沖縄仕様」。作品を作るということ、そしてフェスティバルを作るということ、人々と交わるということ。日比野さんを追いかけると、予想してなかった事態が必ず起こって、ドキドキしました。
そして水中カメラマンの横井謙典さん、水中映像の素材を貸して頂き、ありがとうございました!


おまけ ロックンロールハイスクール
沖縄の旅最初の方で紹介した、フェスティバルの出品者・金城和幸さんの「ロックンロールハイスクール」をあますことなくお見せします。
初見の方に説明すると、沖縄に到着した10月10日、撮影を終えて午後10時、国際通りの焼き肉屋で肉焼いてビール飲んでたらギマさんから電話。明日撮影しようと思っていた作家が今晩しか時間がないという。代表の瀬底さんに「とても強烈な人」と聞いていたので、前日ほぼ徹で酒が入って動きが鈍い体に鞭打って、タクシーを拾い、午前0時、那覇の南・豊見城の人気のない場所に降り立ち現れたのは、魔法使いのような格好をした、金城さんだったんです。さて、沖縄の田舎でどんなことが行われているのか…必見です。




金城さんもそこに集まる仲間も、すげえいい奴なんですが、インタビューは少しばかり過激かも…
ノーカットでどうぞ。

最後まで見てくれた皆さん、ありがとうございました。
次回からもよろしくおねがいします。
今日も2人の作家のインタビュー。
先日更新したものの「その2」で紹介した作家たち。
近江克彦 インタビュー

まずは「誘導体」、チョウチョの作品の近江くん。
近江くんは、田村くんたちと一緒に日比野克彦さんのプロジェクト「明後日新聞社」をやっています。
大学では生物学を勉強していたけど、中退し、油絵を描いているそうです。
チョウチョウの秘密(1min30)
沖縄とチョウチョウ(1min)
チョウチョウの入手方法(1min30)
東方悠平 インタビュー

バカバカしい「イクラ」と「木彫り熊」のコンビネーション。
なのに「別にイクラにこだわっていない、イクラじゃなくても良かった」と言う東方さん。
でも、絶対イクラにこだわりがある!と思って「東方さんにとってイクラとは?」と敢えて聞いてみたりしたら、僕にも、そして東方さん自身にも発見がありました。
なぜイクラなのか?なぜ木彫り熊なのか?あの仏像はなに?
東方さんの独特の間合いですべてが明らかになります。
見てみて下さい。くだらない部分も多いけど、そこ大事です。
イクラについて(1min)
木彫り熊の入手方法(1min30)
仏像の秘密(30sec)
イクラを使ったことで考えたこと(1min30)
(おまけ)木彫り熊について その2(30sec)
昨日で、沖縄アートフェスティバル閉幕しました。
撮影に協力してくれたギマさん、瀬底さん、運営に携わるボランティアの方々、
荒木さんを始め熊本の方々、喜多さんを始め金沢の明後日新聞社、
出品作家のみんな、審査員の宮島さん、塩田さん、牧志公設市場の方々ありがとうございました。
が、AALではまだ全部終わってない。
おそらくずっと終わってしまったような気分じゃないぜ。
というわけでカニメガと田村くんのインタビューをアップします。
カニメガ インタビュー

僕ら、宮古島出身このカップル?夫婦?の何ともいえない絶妙なコンビネーションが大好きです。
「カニメガ」とは、宮古島でポピュラーなおばあちゃんの名前だそうです。
本当なのか??
ともあれ、なぜ偽物のウチカビを作ったのか?
なんと人のお金や先祖や風習に対する概念をあぶり出してしまうという偽ウチカビ…ともあれインタビューは必見です
他の作品をAAL022で紹介しています。あと、カニメガのHPも要チェックです。
※ウチカビとは…あの世のお金。お盆のウークイや、シーミーなどで焼き、
先祖の霊に持たせるお金として、古くから利用されている。
沖縄の他に中国や台湾でもこのような風習が残る。
試行錯誤の偽札作り?(1min)
偽ウチカビを作るということ(1min30)
なぜ沖縄をモチーフに?(1min)
今日のカニメガ、明日のカニメガ(1min30)
田村薫インタビュー

そして沖縄アートフェスティバル、田村薫物語も最終章です。
田村くん、おつかれさまでした。

10月25日、フェスティバルも残すところあと1日。
沖縄に行く人や、すでに沖入りしている人、そして沖住みのあなた、ぜひぜひ330号線を突っ走り、浦添市美術館まで足を運んで下さい。
今日は展示作品をたっぷりと紹介します。
10月10日に僕らは沖縄に入り、それから1週間、日本全国からやって来た若きアーティストたちの奮闘を見守り、交わり、その模様をここでリアルタイムに近いかたちでドキュメントしてきた。撮影後すぐに日記と同じように編集して皆さんに見せるのは、自転車操業的で時間もかかるのだけれど、映像が新鮮で刺身食べてるみたいで、フェスティバルをみんなと一緒に作っていくという過程がたまんなかった。

僕らが沖縄を去って1週間以上たち、もうラスト。
東京に帰ってから間もない頃は、まだ沖縄ではやってんだろうなー、という気持ちで、脳みそは「お祭り現在進行形」感覚を持ってたんですが、終わりに近づくと、脳みそに寂しいエキスが注入されて、どうしようもない気持ちになってきます。
今日は審査会を超える、怒濤のムービーラッシュラッシュ!ムービーの数23本!
編集と変換でファティゲで、まだ作家のインタビューがアップできてませんが、ごめんなさい。随時アップということで。
珠玉の作品たちその1
まずはオープニングの模様から。絵画から立体ものまでてんこもり。

Pick up :溝端由香利、宜保朝子、金愛純、田村薫、海老由佳子、島袋清成、カニメガ、宮田智加子
その中から、すっぴんの海老さん、田村くん、カニメガのインタビューをどうぞ。
(※まだ海老さんだけです。編集と変換が遅れてすみません)
海老由佳子インタビュー

初めてのインスタレーション(1min)
円に込めたもの(1min30)
記念撮影?(1min)
珠玉の作品たちその2
続いては穴子にちょうちょ、そしていくら。

Pick up :赤坂蓉子、嶋田真二、近江克彦、東方悠平
僕らが初めて出会った作品
そして沖縄初日にサクッとアップした、京都からやって来たちょっとおかしな美大生、木村さん。でもそんな彼女はどこか魅力的だ。メイキングから展示の模様までたっぷりと見せます。

グランプリ発表
審査員はどの作品を選んだのか?審査会を見てから見た方が楽しいです。
そしてロックンロールなあの人も登場!?

沖縄アートセンター代表の瀬底芳章インタビュー
オープン当日。とても眠そうだったけど、ホッとしているのが印象的だったなあ。
生みは難し。

日比野克彦インタビュー
日比野さんにしめてもらいましょう。
オープン前に撮影した4本とオープン直後に撮影した1本。
あと、13日にアップした方も見て下さい。このページの下の方にあります。
オトコ日比野に君も惚れてくれ。

沖縄アートフェスティバルとは?(2min)
日比野克彦がOAFで果たすこと(1min)
初めてではない沖縄で初めてづくし…(1min30)
フェスティバルに込めるもの(2min)

コンペ部門はこれにて一件落着。
次回は日比野さんの水中スケッチ、ギマさん&光男さんの傑作を紹介、
そしてロックンロールハイスクールの全貌が明らかに。
お楽しみに。
審査会が終わって、再度全員集合のホイッスルが鳴り響き集められた作家たち。
宮島さんと塩田さんから審査会の総評があって、日比野さん。
黒板に展示会場の図案を貼り出しました。
明後日にオープニングを控え、なんとあらかじめ決めておいた展示場所を考え直そうということになったんです!
そうといえばそうなんだけど、出品作品を見るのは、みんな今日が初めて。もちろんギマさんや瀬底さんも初顔合わせ。だって今回の作品、9割がこのフェスティバルのための新作なんだから。
もう一度言うけど、あと2日。仕切るのは…日比野さんと宮島さん。会場構成などには一番精通してそうな塩田さんは「見守る」と言ったところでしょうか。この3人、なかなか良いバランスです。
日比野さんが作家本人に意見を促しながら、今日観た印象も含めて、「あっちのスペースだ、お前の作品はこっちのスペースが良いと思うぞ」ときおり瀬底さんやギマさんから「日比野さん、その通路、美術館から展示NGが出てるんですよ…」。作家たちももちろん「照明をこうやってあてたいんです」「電源が近くに欲しい」などなど。宮島さんは「隣に展示する作家同士の“舌戦”で、自分の納得いく空間を勝ち取れ!」などなど。塩田さんは、三国志の軍師・諸葛亮孔明のようにジーッと見守っている。3人の実行委員、3人の審査員、34組の作家、そしてそれを支えてくれるボランティア。みんなの脳がバーチャルな展示スペースを頭の中に作り出し、各々がそこを縦横無尽に駆け巡っているんです。

とはいえ、設営日はたったの1日、その前日に、しかもそれを参加する人皆で決めて行く。しかも設営は照明から機材の運搬まですべてアーティスト自らが協力して行う。こんなにエキサイティングで破天荒でドラスティックで掟破りでロックなアートフェスティバルがかつてあっただろうか?
国内外、数々のアートフェスティバルを見て来たけど、オーガナイズされているから良いフェスティバルだとは思わない。でかいスポンサーがいるから見るものに感動を与えるとも限らない。設備が整っていて、機材も整っているから良い展示が出来る訳でもない。
第1回沖縄アートフェスティバルは、そうしたすべてを覆そうとしている。
沖縄アートセンターの瀬底さん、ギマさん、光男さん、そして日比野さんはじめ審査員たちは本気で、本物のアートシーンを沖縄に根付かせ、世界に発信していこうとしている。
僕らは大好きな大好きな沖縄という場所で、最先端の、最前線のアートに出会ってしまった。
お金が無いからじゃない。参加者全員がみんなで作り上げていくのが本当のフェスティバル。ライティングから作品の設置もみんなで協力してやろう、と言った日比野さんの言葉が胸に突き刺さり、フェスティバルという言葉の重みを初めて感じました。

展示場所もほぼ決まり、懇親会へ!
全国から集まった人たちが、泡盛で話し込む。
最高です。
飲み会中にはとあるアーティストのパフォーマンスが行われました。
素材は…「うまい棒」です。


久しぶりです。毎日更新と言っときながら、3日サボりました、すみません。
撮影して、それをPCに取り込んで、編集してflash videoに変換して…これ、PC1台、カメラ1台、そして1人となってしまっては不可能な作業でした。
そして、仲間としての契り、青春の匂いをたっぷり含んだ牧志公設市場界隈の夜道。日を追うごとに香しくなるフェスティバルフレーバー。これが最たる原因かもしれません。どちらにしろ、いいわけはあんまり良くないすね。
さて13日はとうとう公開審査の日です。
午後2時、浦添美術館隣のてだこホールに入選作家集結。作品の設置をする人、見せ方をちょっと変える人、眠そうな人、緊張してる人、悩んでる人。
島で出会った木村さん、昨日アトリエにやって来た海老さんに田村くん、そして去年のカイナで取材したカニメガの姿も。みんな間に合ったんですね、ホッとしました。
がしかし!!田村くんが元気がない…かなり疲れている様子だし、大丈夫か?
2時30分。審査員がズラリ。審査委員長の日比野さん、アーティストの宮島達男さん、芸術評論家であり庭園美術館副館長である塩田純一さん。阪神のJFKばりの豪華審査員を目の前に、1カ所に集められた作家たちの体からはドクンドクンと心臓が鳴っているのが分かります。1作家に与えられた時間は質疑応答を含めわずか5分。

いざ出陣!
トップバッターは、なんと田村くんでした。

作家たちの思いを正面で受け止めるため、宮島さんはとびきり厳しく、ストレートでした。本気で怒り、本気で感心し、本気で笑う。このフェスティバルに関わる人全員、祭りを成功させるため、ここからアートを発信するため、本気なんです。

木村さんのプレゼンは、屋根がなくなった「えき」を背負いながら。帽子も旅先で行方不明だとか。

2時間半の時間を大幅に越えて審査会終了。何だか知らんし成ったことも無いけれど、親に成った気分とはこういうことなんだろうか。
僕らもみんなに負けちゃいられん。撮影に、編集に、鑑賞にダイブします。濃密なムービーの嵐、臨場感たっぷりなので、堪能して下さい。

いい天気です。昨日ウコンの錠剤飲んだのにちょっと効いてないな…昨日から少し涼しく感じるようになった沖縄。秋がやってきました。
3日目(12日)は、海での公開録音をしようということになり、目指すは恩納村、万座ビーチ。コザから1時間かけて行ったら、ビーチ入り口の兄ちゃんに「ビーチの入場料一人500円、駐車代1000円」と宣告されました。初日から豊見城までのタクシー代や、ライブのチャージ代やらで出費がかさんでいるというのに…でもせっかくなんで、ゲリラ録音、敢行。ぼったくられるわけにはいかねえ。


で、またまたせっかくなんで、足だけ水につかってリゾート気分。
ケンジのポーズ、偶然なのか必然なのか、後ろの中年レディとのグルーヴ感満点な模様。これぞウチナーが奏でるハーモニーの神髄です。
昼飯は地元でも有名な「恩納そば」で待望のアグーを食す。アグーとは沖縄の在来ブタのこと。58号線走ってると、やたらとこの「アグー」の文字がちらつくので、そのチラリズムに負けてしまいました。
で、ブタカルビ丼を平らげたんですが、写真撮るのを忘れていたことに、満腹になったときに気がつきました。でもとりあえず撮っときました。目を閉じて想像して下さい。ここには確かに幻のアグーがいたんです。


その夜、那覇のギマアトリエで編集やらそれぞれ作業をしていると、ギマさんから電話が。どうやら東京からやって来たアーティストが、まだ制作途中で作業場を探しているとのこと。そう、このギマアトリエ=僕らの寝床を作業場にしようということになったんです。
アトリエとして、宿舎として、アトリエとして。ゴールキーパーがフォワードにコンバートされて、そのあとゴルファーに転身。こんな使い勝手のいいスペースを、こんなフレキシブルな場所を僕は未だかつて知りません。
なんでもありで、ボーダレスにみんなを巻き込んでいくOAF。とんでもないお祭りになりそうな予感がします。



そして次の日早朝、ケンジ帰京す。ギマさんのアトリエ界隈、夜になるとお化けが出そうなんです。特にトイレは鳥肌が立ちます…

今、僕は一足早く沖縄の地を発ち、空の上で日常へと帰還する途上にいる。僅か3日間という短い滞在ではあったが、時間の長短は問題ではない。楽園というのはそこにいるというだけで心躍るモノなのだ。
取材をしていて思うのは、このOAFという祭りに関わる全ての人たちがおおらかであること。そして、旅人の身軽さと外へ開いていこうとする強い意志を存分に併せ持っている。
食費を切りつめながら人と人とを「夢」という一つのキーワードで繋げようとする京都の美大生。
ローカルに自分たちのネバーランドを築き上げてきたちょっとマッドなDJ。
会社を辞め、旅をしながら絵を描くという人生を選んだ28歳の女の子。
何の後ろ盾も実績さえもなく、ただ自分たちの理想の場を作るためにOAFを立ち上げた3人の男たち。
とにかくみんなどうしようもないくらい、いい奴らなのだ。奇しくも、インタビューで日比野さんが言っていたように、誰もが憧れ、来たいと思わせる場。それが今、正に立ち現れようとしている瞬間に僕らは立ち会ったのだ。
AALが掲げる「旅とアート」というテーマに込められているのは、ドキドキする気持ちとそれを人に伝えたいというどうしようもない思い。僕らがこの場に図らずも呼ばれたことの意味を空の上で今更ながら噛みしめている。
ヘッドフォンからは、奥田民生の「イージュー★ライダー'97」が僕らの青春を高々と歌い上げている。
沖縄にもうしばらく残るキヨシを羨みながら、フェスティバルの成功を祈っています!
横浜家系ラーメンばりに濃厚だったオキナワ初日。深夜にかえってきた僕らは、死んだロバのようにぐったりとなって朝を迎えました。今日の予定は…昨日撮影した分の編集です。桜坂劇場というところがワイヤレスLANが稼働しているのでそこを作業場に。ここね、とてもいい場所なんです。がしかし!PCのバッテリーが保たない!やべ!
そういうわけで、ギマさんのアトリエに帰って編集の続き。もうすでに夕方。今日は撮影をしておりません…この落差、野球で言うところの2年目のジンクスというやつでしょうか?今日はサッポロ一番しお味並みにあっさり系でございます。

ですが、何も起こらないわけではない。何も起こらない日は無いのだ。ここで何も起こらなくても、どこかで何かが起こってるんだ。6時から沖縄アートセンターにて日比野さんのインタビューをさせていただくことになりました。日比野さんとは初めてお会いしました。このフェスティバルに関わったことを、熱く、そしてとても楽しそうに語ってくれました。
まあ今日はゆるりと過ごした沖縄の旅。夜はJSHとしけこむためにコザへ。明日は何が起こることやら…
めざせエブリデイ!
というわけでちょっとだけですが、日比野さんのインタビューをご覧ください。
ほぼノーカット版は東京に帰ってからということで。

とつぜん、いきなり、さっそく、やっぱり。
僕らの行動に頻繁する言葉なんですが、初日の夜も、まさにこんなAALワードが凝縮された夜でした。
ギマさんたちと分かれ、なぜか沖縄に来たというのに、焼き肉食い放題で外国産の牛肉や豚肉にしゃぶりついていると、「とつぜん」ギマさんから電話が。OAFに出品する彼らオススメのご当地アーティスト、金城さんを翌日かその次の日に取材しようと思っていたのに、今夜しか時間がないという。そして今夜ももう10時半。ちょっとビールも入ってます。しかも金城さんが住んでいるのは、那覇ではなく、その南、豊見城。しかも2日ほど僕らはほとんど眠っていない…

でも「やっぱり」行くことにしました。背に腹はかえられません。「さっそく」機材の準備をしてタクシーに乗り込みます。真っ暗闇の中、田舎を走ること30分、時計もちょうど午前0:00。タイヤの山がそびえる怪しげな場所におろされました。
廃材で作ったと思われる木製の白鳥居には「Rock`n Roll High school」の文字が。ますます怪しい。鳥居をくぐると魔法使いみたいな帽子をかぶり、バッチがたくさんついたジャケットを素肌にまとった男がお出迎え。その人こそ金城さんでした。

「学校」に入ると、そこは人里離れた桃源郷みたいな、ネバーランドみたいな、酒は飲めるは、踊れるは、授業はできるはの夢の場所。本当にここが沖縄なのか疑いたくなるぐらい、現実離れした光景が目の前に広がっていた。
作品や学校を紹介してもらった後は、フランスからやって来たダンサーや暗黒舞踏などのライブ。これがかなりのアヴァンギャルド。しびれました。
金城さんの作品は音に関するものだそう。その作品も今後紹介して行くのでお楽しみに。
そして今日のムービーは沖縄らしくビーチからお送りする、だらだらっとしたスペシャルロング版です!僕らの滞在先はなんとアーティストのアトリエ!必見です。
コザを後にし、OAFの顔である、某アーティストを出迎えるために那覇空港に向かいました。まずは、ギマさんと、沖縄アートセンターの代表である瀬底さんと落ち合い、出口でスタンバイ。僕、とてもとても緊張していました。現れたのは…
到着予定は19:30だったのに飛行機が大幅に遅れ20:20分着!ラジオの収録が20:30からということで、瀬底さん、日比野さんを連れ、あっという間に去って行きました。
OAF、いよいよ盛り上がってきました。
久しぶりの更新です。
10月10日。
今日(昨日)から僕らがやって来たのは、オキナワ!
ノースリープのまま東京モノレールで遊覧気分。
6時35分の羽田発のANAに乗り、乱気流の影響で9時30分に到着しました。
パサパサした空港ビルのパサパサした沖縄そばで英気を養い、
レンタルした真っ赤なヒュンダイで那覇市街に向かいます。
外へ出るとムワっとした熱風が。
ただいまの沖縄、10月なのに気温30度。最低でも26度。
実は今回、10月15日から始まる沖縄アートフェスティバルを取材に来たんです。誘ってくれたのは、去年のカイナで知り合い、それから親しくしているアーティスト、ギマトモタツさん。ギマさんは仲間と一緒に立ち上げたのが、沖縄アートフェスティバル、通称OAF(オアフ)というわけ。う〜ん、とってもいい響きです。
というわけで、ギマさんのアトリエがあるという国際通りへ。
そこでケンジがギマさんにTELLすると、「浜比嘉島でアーティストが出品作品の制作をしているので取材に行ってみては?」とギマさん。
地図で調べると、那覇から北東へ40キロ、本島と海中道路で陸続きになっている島、それが浜比嘉島。
「島に行けば“分かる”」と言われたので、具体的にアーティストがいる場所も知らず、いきなり予定変更で国道58号線を北へ突き進む。途中コンビニで短パンとサンダルへ衣装チェンジし、1時間半ほどかかって浜比嘉島到着。
アーティスト、出てこい!
そう思いながらパワステのついていないヒュンダイのハンドルを操作していると…あ、あれがそうかな?女の子が道に立っていました。
浜比嘉島と分かれた僕らは、海中道路に浮かぶ、道の駅ならぬ「海の駅」の屋外ベンチで仮眠。でもぜんぜん疲れとれない。でも眠らないと、事故りそう。今回の旅、しょっぱなからサバイバルの様相を呈してきました。
午後3時。そのまま那覇に帰るんじゃあんまり面白くない。というわけで、やってきたのはAALではお馴染みコザ。チャーリータコスでタコスとタコライスを豪快に平らげ、トツゲキしたのは、自由創作表現者のアトリエ、ATRON!裏声で「コンニチワ〜」と玄関で呼ぶと、怪しげにこちらを見る…友寄さんとエノビさん、PCに向かってました。ちなみに友寄さんたちはOAFとは関係ありませんのであしからず。
2人には10日から来沖と言っていたんですが、案の定「今日来るかもねと実は読んでいた」と返される始末。さんぴん茶をがぶ飲みしながら、エノビさんのお母さんが作ったという炊き込みご飯のようなものを食べ、お二人が手がけたスマスマのジングルをクリエイターが作る「ベビスマ」を鑑賞。JSHワールドな、エキサイティングなジングルでおかしくてかっこ良かった。そして何より、アトロンはAAL沖縄支部なんじゃないかと思うぐらい、我が家のように落ち着きます。
そしてそして、7時までに那覇空港に行かなくてはならないので6時にSEE YOU アトロン。いつも車を止める駐車場に行くと、駐車場の兄ちゃん、見たことあるある!なんとAAL022カイナで取材したクリエイターでした。実は昼間、車に乗りながら、「あのファンシーな絵を描く人、駐車場で働いてるって言ってたよね?探してみたいね」と言ってた矢先だったんです。
沖縄には何百というパーキングがあることでしょうよ。なんという奇跡。なんという再会。取材したくせに彼の名前も知らなかった失礼な僕らは、彼の名前を初めて知るのでした。
ガンジー石原…絵のタイトルも相変わらずイマイチだったけど、描けそうで描けないであろうファンシーなテイスト。そしてその真面目で優しい人柄。会えてとてもうれしかったです。
僕らはいつでも出会い頭を推薦します。