AAL060 sonar2009 第一弾
  世界最大のアドヴァンスド・ミュージック・フェスティバル


バルセロナはいつだって、とろけてしまいそうなほど美しい。
色気のある太陽、歴史を刻みながら完成に近づくサグラダ・ファミリア。
町を見下ろすモンジュイックを超えると広がる地中海。
この町の365分の3を、世界最高のアドヴァンスド・ミュージックたちが彩る。
AALイチ押しのフェスティバル、sonar2009。

1994年から始まり、去年で16回目を迎えた音楽の祭典は、その時の、現在進行形の“最先端の音楽”を見せてきました。テクノからマルチメディアとネットワークへ。ラップトップを用いたパフォーマンスが主体という、クラブ的、アンダーグラウンド的なフレーバーたっぷりのくせして、何と3日間で8万人ものアドヴァンスドフリークたちが、ヒッピーが、スリたちが、ヨーロッパ中から押し寄せるという、異端の音楽フェスティバル。

さて、今回のソナーが“アドヴァンスド”として見せてくれた、現在進行形の音楽とは。
グッと来る、燃えに燃えるアクトのオンパレードです。

美食の町、バルセロナ。美女の町、バルセロナ。ああ、バルセロナ。

映像を見る(2min30)

まずはダイジェストで選りすぐりのミュージシャンたちを。
白亜のバルセロナ現代美術館がメイン会場です。

映像を見る(2min)

Pick up artists

・La Roux(イギリス)
 →http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/laroux/index.html

・Mulatu Astatké(エチオピア)
 →http://www.myspace.com/mulatuastatke

・The Heliocentrics(イギリス)
 →http://www.myspace.com/heliocentrics

 今年のメインアクトは、グレイス・ジョーンズ!!
 夜の部が行われるバルセロナ郊外のsonar clubで2日目の午前1時に登場。
 “アドヴァンスド・ミュージック”って小難しそうだけど、こういう極上のエンターテインメントに出会えるのも、sonarならではです。
 ラテン系、バンザイ!!

映像を見る(2min)

Grace Jones(ジャマイカ)
 →http://www.theworldofgracejones.com/

 今年(2009年)目立ったのが、エスニックミュージック。その土地特有の音楽にテクノやポップのアプローチを試みたミュージシャンたちが、スゴく良かった。
 ラップトップで奏でられる音楽というのは、ミニマルミュージックといわれるものが多いのですが、土着な民族音楽も、あるメロディとあるリズムのループが快感にシフトしていくというミニマルミュージック。都市型ミニマルがラップトップであるのに対し、辺境型ミニマルが民族音楽と言えると思います。都市から辺境へ。辺境から都市へ。それが2009年型ソナー。

 とこういうことを言えばキリがないんですが、やっぱり祭りは開放的な雰囲気にのまれ、酒をかっくらい、気持ちのいい音楽に酔いしれるに限ります。お色気セクスィーカット盛りだくさん!!ポロリ(?)もありますので、ぜひ見て下さい。

映像を見る(2min)

Omar Souleyman(シリア)
 →http://www.myspace.com/omarsouleyman

 最近2〜3年流行っていたのが、カールステン・ニコライや彼の別一人ユニットAlva Notoのような音楽。体全体に迫る音圧と目の網膜をぶち壊しそうなぐらい暴れまわる映像。部屋が生き物みたいにうねってる感じ。
 日本の「音響」という言葉から“ONKYO”と呼ばれているジャンルです。
 カールステンニコライ、さすがにクールで、何をやってるかわかんないけど、文句無しにカッコイイ。
 一方、彼と同じレーベルにアトム・ハートというミュージシャンがいるのですが、彼のライブ、全然お客さん入ってませんでした。2010年、ONKYOはどうなるのか?見物です。

映像を見る(5min)

Alva Noto(ドイツ)
http://www.alvanoto.com/

 ケンジが最もよかったというのがコレです。これが2009年のブリティッシュ・ポップアイコン!!カメラマイクでとった音が割れるほどの爆音。もう無茶苦茶なんですが、僕らが知ってるフレームにおさまりきらない、この人間力。そう、音楽とか歌とか全部含めて、人間力なんです。人間が引っ張っていく感じ。
 ステージで起こってることに反応し、客席で起こってることに身を委ねます。

映像を見る(4min)

Ebony Bones(イギリス)
http://www.myspace.com/ebonybones

You TubeのEbony Bones channel
http://www.youtube.com/user/EbonyBonesofficial


※次回の第2弾は、マルチメディアと珠玉のパフォーマンス篇です。あと与太話も…

Pick up artists
・鈴木有理 / Yuri Suzuki(日本/イギリス)
・Marcel.li Antunez Roca(スペイン)
・Dorian Consept(オーストリア)
・Konono No.1(コンゴ)