AAL043 福田幸久展@天草在郷美術館


 前田聖志と小川謙治でお送りするAAL。
 春先は、ジワジワやってくる暖かさを先取りするため、南方へ行くことが多い。早朝の羽田から福岡を経由して、昼過ぎの天草へ。1人の男と、もう1人の男に会うために。
 僕が住んでいる愛すべき吉祥寺の飲み屋で出会った愛すべき男、福田幸久。
 僕の愛すべき男がわざわざ天草で個展を行う、その場所で出会った愛すべき男、加藤笑平。

 僕はめっぽう酒とタバコに弱くて、語り合うのが好きで、真っ直ぐな福田幸久の人柄しか知らない。写真でチラ見した彼の絵の、リアルな姿をこの目で見たかった。そして絵を見ながら盃を交わしたかった。たとえその絵を見た時に「なんじゃこれ」と思ったとしても。でも白い布をくぐって目にしたのは、泉のような深さのある青で描かれた、福田幸久と同じ真っ直ぐな絵だった。

 いよいよAALも丸2年。
 これからも僕らは行きたいと思ったら、そこに行くのです。
 思いは時空を超える。
 俺たち、どこまでも飛んでゆけ。


天草在郷美術館
熊本県天草市佐伊津町4683 TEL&FAX 0969233815
http://amaxazaigomuseumofart.spaces.live.com/
吉祥寺 カフェバー ブルゥムーン http://www.bloomoon.net/

 作品は見れないけど、旅情たっぷりな2分間。実は僕、福田君に黙って天草へ行ったんです。笑平さんと事前に連絡を取り合って。吉祥寺〜天草間、1400kmをかけた日本縦断トツゲキをご覧下さい。

映像を見る(2min30)

「在郷」とはここの地名なのだけど、僕は調べるまで「ふるさとにありき」だと勝手に思っていた。絵を壁から外しても、その奧にずっとブルーが続いてそうな福田幸久の絵には、開放的で外と繋がるこの空間がとても似合っている。天草がふるさとでなくても、絵にこの土地の空気が宿る。それが「在郷」たる所以なのだと思います。


映像を見る(6min)

1:自分自身と絵(3min30)
2:かたちと指(3min)
3:「絵を描く」ということ(4min30)

インタビューを見る(7min)